MSCIエマージングマーケッツインデックスに上海A株組入れへ


ついに来たか。



今年こそ今年こそと、毎年この時期に話題になるものの実現することのなかった上海A株のMSCI指数への組入れですが、ついにMSCIがその重い腰を上げました。

MSCIエマージングマーケッツインデックスへの組入れを決定したそうですよ。

RESULTS OF MSCI 2017 MARKET CLASSIFICATION REVIEW(PDFファイル) - MSCI

上海A株の内、222銘柄について組入れされるそうです。

日本で販売されている新興国株式インデックスファンドの多くがこの指数を採用していますので、現在新興国株式インデックスファンドに積み立てている人に須く影響してくるものと思われます。

ちなみに、現在のエマージングマーケッツインデックスの組み入れ比率はこんな感じ。



構成国
ブラジル、チリ、コロンビア、メキシコ、ペルー、チェコ、エジプト、ハンガリー、ポーランド、ロシア、南アフリカ、トルコ、ギリシャ、カタール、UAE、中国、インド、インドネシア、韓国、マレーシア、フィリピン、台湾、タイ

上記23ヵ国、835銘柄より構成されています。

組み入れ開始は2018年6月より。
最初は0.73%程の組入れから開始し、市場の開放度などを見て増やしていくそうです。

0.73%でしたら、大きな影響は及ぼさないでしょうが、中国の割合は現在でも約24%を占めている状態です。
将来的にA株構成比が大きくなった場合、どうなってしまうのでしょうかね?

非常にアンバランスとなりそうな予感がビンビンしますね。

しかし管理人は指数が変更されようが何しようが、ただ積立を続けていくだけです。


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