仮面ライダーは親の敵


財団Bめ・・・


長男と一緒に、仮面ライダーゴーストの夏映画を見てきました。

劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間 - 東映

子供の影響で一緒に見るようになったのですが、最近の仮面ライダーは私が子供の頃見ていた仮面ライダーとは完全に別物なんですね。
外観はもはやバッタではなく、名前の通り幽霊がモチーフになっています。
以前にはロケットや魔法使い、フルーツがモチーフなんていうライダーや、バイクでなく車で移動したりするライダーもいたりと、"顔の複眼"、"必殺キック"、そして自ら仮面ライダーと名乗る事でギリギリ「仮面ライダー」を維持しているといった感じなのですが、その分個性的な主人公が多く、個人的には現代のブッ飛んだ仮面ライダーの方が好きだったりします。

ライダーの個性もさることながら、何より重要なのは敵の存在です。
仮面ライダーで描かれる敵は、必ずしも悪とは限りません。
人間世界を壊そうとするので悪ではあるのですが、悪なりの事情や心の葛藤、戦いを経て敵もまた成長し主人公と心を通わせたり、逆に完全な悪になったり。
大人になった今でも、普通にドラマとして楽しめますし、特に男親的には熱くなれます。

ただこの仮面ライダー、親の財布には非常に優しくないんですよ。

ベルトだけでは変身できない

仮面ライダーといえば変身ベルトですが、最近の仮面ライダーはベルトだけでは変身できません。
ゴーストでいえば、ベルトに加え「眼魂(アイコン)」という目玉を模したアイテムが必要になります。
この眼魂、テレビに登場しただけで22種類、その他映画やネット限定映像など合わせると約60種類にもなります。
そして全てちゃんと発売されるからタチが悪い。
もし全部揃えると、ベルトと合わせて4万円近い金額になってしまいます。

やたら武器が多い

昭和時代の仮面ライダーは基本素手、たまに剣で戦うライダーもいた程度です。
今は、剣も銃も基本装備でベルトとは別売り。
その武器も初期、中間、最終フォームで変わったり、他の別売りアイテムと合体することで別の武器になったりと、とにかく種類が多く、全て買ったら3~4万円もするのです。

映画は年3回

仮面ライダーの放送期間は、毎年10月から1年間なのですが、1年の間に3回も映画が上映されます。
まだ子供だけで見ることはできないので、親が同伴する必要があり、年間1万円は覚悟が必要です。
また、基本的に映画はつまらないです。

そして10月には・・・

放送期間は毎年10月から1年間。
9月末に最終回を迎え、新しいライダーシリーズが始まります。
当然子供は新仮面ライダーに夢中になり、新たなベルトや武器を欲しがるのですよ。
今まで買ったオモチャには目もくれずに・・・。

10月からは仮面ライダーエグゼイドが始まるそうです。
せっかく買ってきたゴーストのオモチャ達も倉庫行きでしょう。
寂しいですけど、カッコいいライダーが始まってくれたら嬉しいですよ。



えぇ・・・(困惑)

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